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大腸カメラ・大腸内視鏡
当院の大腸カメラ前処置室がKBCテレビ「アサデス。」で取材、紹介されました
大腸カメラ・大腸内視鏡
大腸内視鏡は平成28年3月に発売されたハイビジョン対応高画質、NBI観察と170°の視野角、拡大観察機能、視野の洗浄機能、受動湾曲機能もある最新型のオリンパスPCF‐H290ZIを使用します。この機能を使うことで小さな早期大腸癌の発見に非常に有用です。また細径で従来機種に比べ受動湾曲機能により挿入時に大腸への負担が少ない優しいスコープです。
これは空気の100倍近い速さで水分に吸収されるため検査後のおなかのはりが軽減されます。
やはり基本的には鎮痛剤などは必要ないと思いますが、ご希望の方には少量の鎮痛剤や鎮静剤を使用することもできます。
大腸内視鏡検査を受けていただく方のため、専用トイレのついた個室リラックスルームが3室あります。(予備室も2室あります。)その1室にはオストメイト対応多目的トイレも設置しました。
二酸化炭素送気装置
左図のピンク色の部分が大腸です。肛門から盲腸まで約80cmにカメラを入れて観察します。下の2枚のレントゲン写真はどちらも検査後の写真です。1は通常の空気での検査後。黒く見えるのは大腸そして小腸に入った空気です。お腹が空気でふくらんできつい状態がわかります。2は二酸化炭素を使った検査後。すでに大腸内の二酸化炭素はほぼ吸収され黒い部分がほとんどありません。この違いが検査後のお腹の張ったきつさの差を表します。
- 1.常の空気を入れた大腸検査直後のレントゲン写真
(大腸とその奥の小腸が黒くなっています。これはすべて腸内の空気です。) - 2.二酸化炭素で大腸検査直後のレントゲン写真(大腸内の二酸化炭素はほぼ吸収され、わずかに小腸内に黒く残っています。)
光源装置
現在の鼻からの内視鏡は富士フィルム社が画像がきれいです。一方さらに精密な拡大観察と狭帯域光観察はオリンパス社内視鏡が有用です。
当院では両社の性能を熟知した上で患者さんに最適な検査を提供いたします。
大腸内視鏡前処置室 1
トイレつきの完全個室を3つ用意しております。(あと2つ予備の個室も準備しています。)
大腸内視鏡検査の前処置をくつろぎながら受けることができます。
一つは付き添いの方とお二人で過ごせる広さです。
オストメイト対応多目的トイレを完備しています。
直腸癌手術などで人工肛門の状態の方の前処置に対応しています。
大腸内視鏡前処置室 2
大きなリクライニングチェアーでゆっくりと前処置ができます。
こちらにも専用トイレがついています。
料金
健康保険で3割負担の方の場合
初診料、内視鏡検査に必要な薬剤、血液検査として | 2,500円 ~ 4,000円 |
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内視鏡検査(検査のみ) | 約5,000円 |
内視鏡検査(細胞検査を行った場合) | 上記に加えて5,000円従いまして、 5,000円 ~ 12,000円となります。 ほとんどの方で15,000円程度となります。 大腸のポリープ切除を行った場合は、 25,000円 ~ 30,000円程度必要となりますので、 ポリープ切除の説明を受けられた方は検査当日にご用意下さい。 |
2割負担の方は上記の 2/3 、1割負担の方は 1/3 程度のご負担とお考え下さい