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苦しくないカプセル内視鏡

苦しくないカプセル内視鏡

大腸カプセル内視鏡検査の特徴

特徴①
侵襲性が低い(体を気づ付けることが少ない)
特徴②
鎮静剤が不要(体への負担がすくない)
特徴③
放射線被爆がない
特徴④
「怖い」「恥ずかしい」などの精神的な負担がすくない

現在の大腸がんについて

  • 日本における大腸がん罹患率
  • 世界における大腸がん検診

近年、大腸がんの罹患率は増加の一途をたどっており、2020年には癌罹患率が男性第2位、女性では第1位になると言われています。また、罹患率は40歳から高齢になるに従い増加傾向にあります。
そのような状況であるにも関わらず、日本の大腸がん検診の受診率は他の先進国に比べ低いのが現状です。

だからこそ、身体的にも、精神的にも負担の少ない、大腸カプセル内視鏡がおすすめです。

九州朝日放送(KBC)の「アサデス。」でも当院で行っている大腸カプセル内視鏡が取材されました。

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大腸カプセル内視鏡とは?

大腸カプセル内視鏡カプセル内視鏡とはカプセル型の内視鏡を、水分と一緒に飲んでいただき消化管を通過しながら、腸管の内部の写真を撮影していく検査です。特に小腸・大腸を調べる最新の検査で、施行できる施設は福岡県でもほんの数施設です。

大腸カプセル内視鏡はどんな検査?

大腸カプセル内視鏡これまでの、肛門から細長い管状のスコープを挿入する大腸内視鏡検査は、個人差もありますが、「怖い」「痛い」「苦しい」、また特に女性では、「恥ずかしい」といったイメージがあり、検査を敬遠されている方が多かったのも事実です。

「大腸用」カプセル内視鏡検査は、カプセルの薬のように、口から水と一緒に飲み込むだけです。カプセルは、直径約10mm、長さ約30mmで、両端2個の小型カメラ、LED光源、バッテリーを装備し、毎秒最高35枚のスピードで大腸の腸管内を撮影します。記録装置に転送された画像は専門医が解析し、診断を行います。

もちろん、麻酔も必要なく、また放射線被ばくもありません。精神的・身体的に負担の少ない検査といえます。

大腸カプセル内視鏡検査の目的と注意事項

最も大切な目的は大腸がんの拾い上げ診断です。大腸がん検診で要精密検査(便潜血陽性)と通知を受けた方、あるいは血便や便秘で大腸を調べる必要があると言われた方などが対象となります。ただし、すべての患者さまが検査を受けられるわけではなく、次のような制限がありますので担当医とご相談ください。

(1)一度通常の大腸内視鏡検査を行ったけれども腸管ゆ着などにより最深部(盲腸)までスコープが挿入できず、大腸全体を観察できなかった方
(2)腹部の手術歴があるなどスコープの挿入が困難と判断された方

検査の流れ

流れの前に患者様にお願いがあります。

お願い

検査前日の朝から検査食を食べていただき、夕方より下剤を服用していただきます。
検査当日朝食は絶食で、薬剤の服用も制限されます。
昼食は病院が指示する食事を食べていただきます。
検査はカプセル内視鏡が排出された時点で終了となりますが、最終17:30で終了させていただきます。
前処理を含めると2日がかりの検査となります。時間的に十分余裕のある日をお選び下さい。

step 1問診、診察

腹痛・血便などの症状がある方、あるいは大腸がん検診で要精査(便潜血陽性)となった方は、まず医師の問診、診察を受けていただきます。

step 2検査施行の判断

1.最近、大腸内視鏡検査を受けた方は、検査を受けた医療機関と検査日をお伝え下さい。その際に、痛みなどのため全大腸を観察できていなければ、カプセル内視鏡を受けることができます。

2.腹部手術歴があったり、大腸が非常に長いなど、通常の内視鏡の挿入が困難な病態があると判断されれば大腸カプセル内視鏡検査を受けることができます。

3.上記、いずれも当てはまらない方は、まず、通常の大腸内視鏡検査を受けていただくことになります。

step 3各種検査

必要に応じて血液検査、腹部CT検査などを行います。

step 4検査の準備と検査当日のスケジュール

検査前日から検査食を食べ、下剤を服用していただきます。検査当日は早朝に来院していただき、さらに洗腸液を服用した後、検査機器を装着しカプセル内視鏡を服用していただきます。

大腸カプセル内視鏡
1.大腸カプセル内視鏡を内服します。
パッド型送信機
2.モニター付き受信機と、受信機へデータを送るパッド型送信機を体表に貼ります。
受信機を装着
3.受信機を装着してくつろいで過ごしていただきます。

腸管洗浄液(下剤)の適宜追加の内服や、水分を摂取していただきます。クリニック周囲の散歩なども可能です。

受信機のモニター
4.検査中は受信機のモニターで実際の腸内の状態がご覧いただけます。
専用の個室専用の個室
5.当院では大腸カメラをうけていただく方と兼用の専用の個室を用意しております。

当日は完全に貸切でプライバシーにも配慮しております。写真には写っていませんが、DVDソフトの無料貸し出しもございます。

トイレ
6.専用の個室にはトイレも完備しております。

他の検査の方が使用されることはなく完全に貸切でご利用いただけます。

step 5検査結果

約1~2週間後に検査結果をご説明します。

なもと内科・胃腸クリニック TEL:092-834-5028 〒814-0031 福岡県福岡市早良区南庄5-11-15なもと内科・胃腸クリニック TEL:092-834-5028 〒814-0031 福岡県福岡市早良区南庄5-11-15
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