生活習慣病(高血圧・糖尿病・高脂血症/脂質異常・高尿酸血症/痛風・メタボリック症候群)・かぜ症状・扁桃炎・膀胱炎・気管支喘息(安定されている方)・不眠症
食道・胃・十二指腸、食道癌、逆流性食道炎、胃炎、胃がん、胃潰瘍・十二指腸潰瘍などの上部消化管疾患に対しましては、楽な検査で評判の「経鼻内視鏡」と、精細な観察・診断が可能な「経口内視鏡」の2種類のカメラを揃えて、早期で小さな病変までも確実に診断を付けるよう心がけております。
当院では「日本消化器内視鏡学会認定消化器内視鏡技師(070540号)」をもつ看護師が勤務しています。福岡市医師会成人病センター内視鏡室主任などを歴任した経歴を持っています。(資格を取得するには看護師等「国家認定資格」を有する者が内視鏡技師研究会・講習会等の研修を受け、内視鏡の実務経験を2年以上積み、その上で学会認定試験[筆記試験および口頭試問]に合格した場合に認定される資格です。)
胸部、腹部レントゲン検査と、エコー検査を行っております。肝、胆、膵、腎、脾臓、副腎、、心臓、大動脈などご病気の診断に用いることができます。(精密検査については連携病院にCT,MRI検査などの紹介をお願いしています。)大変幅広い臓器に対して安全に行える検査です。
当院の院長は日本消化器内視鏡学会(指導医・専門医)と日本消化器病学会の専門医でもあります。
また上記二つの学会の九州支部評議員でもあります。
3万症例以上の内視鏡実績と、臨床経験を基に検査しております。
日本消化器内視鏡学会の指導医・専門医とは
初期の食道がん、胃がんの早期発見に非常に有用なNBI(狭帯域光観察)機能、BLI(Blue LASER Imaging)機能を搭載した最新型の 胃カメラを導入しています。このような二種類の機能の内視鏡システムを併用するのは、九州大学病院など市内でも数施設の基幹病院のみにしかありません。消化管がん(食道、胃、大腸)内視鏡治療では九州でトップクラスの治療経験に基づいた胃カメラ検査をいたします。
開業し6年間で多くの胃がんを発見しました。5㎜の病変など超早期胃がんの方も数名おられます。また現在問題になっているピロリ菌未感染胃がんの方を6名発見しました。(全胃がん患者の0.6%と言われています。)この発見数は、おそらくクリニックレベルでは九州ではトップクラスです。この件については学会誌でも発表させていただきました。(Helicobacter Research vol.20 271-278)
また鼻からの挿入も可能な直径約5㎜の細径内視鏡、径鼻内視鏡(フジフイルム社製最新型EG-L580NW)も使用しています。明るさと140°の視野角は従来の経口内視鏡に匹敵するスペックで、さらにBLI機能が搭載されています。従来の細径内視鏡ではみつけにくかった小さな病変、食道がんの発見に有用です。
大腸内視鏡検査(大腸検査)でもNBI機能を使用した検査を行い、大腸癌の早期発見に有用です。現在当院ではオリンパス社最新機種のPCF-H290ZIを2本使用しています。細径で高画質ハイビジョン画像、NBI機能、170°の視野角、受動湾曲機能を搭載し、大腸にやさしいスコープです。このスコープを2本準備している医療機関は福岡市内では基幹病院も含め数施設です。
直腸癌手術などをされて、人工肛門の状態の方のためにオストメイトを装備した完全個室の前処置室があります。
当院では「日本消化器内視鏡学会認定消化器内視鏡技師(070540号)」をもつ看護師が勤務しています。福岡市医師会成人病センター内視鏡室主任などを歴任した経歴を持っています。
日本ヘリコバクター学会 H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医(第三回認定医 445号)です。
今まで2000例以上のピロリ菌除菌治療の経験があります。ひとりひとりに合った最適なピロリ菌感染検査、除菌治療を行います。除菌件数は福岡市内の基幹病院を含めた医療機関ではトップクラスです。特にこの1年間の一次除菌治療は400例以上であり、91%の成功率です。ピロリ菌感染症認定医として、上記の経験に基づいたピロリ菌専門外来を行っています。
私はこれまでいろいろな病院に勤務し、多くの患者さんと接してきました。特に胃腸の癌患者さんは、現在大きく二つに分かれてしまいます。
早期で発見されたため、適切な治療を受けられ完治される方。その中でも最も早い段階で発見されればお腹を切ることなく、胃カメラ・大腸カメラを使った内視鏡手術で1週間の入院で完治し退院されます。
一方進行してしまった状態で発見されたため残念ながら命を落とされる方。その差はどこにあるのでしょうか?
それは早期発見と早期治療です。
胃腸の早期癌は、まったく症状がありません。検診目的で胃カメラ、大腸カメラを受けられ無症状で発見されるのが実際です。
胃腸の具合が悪いと御自分でもわかっていても、仕事の忙しさ、家事の忙しさや、御家族の介護の忙しさなどでなかなか検査を受けられず1年、2年と無理をされたうえで、体調をくずし受診されはじめて進行癌や末期癌の状態で発見される方々を私は多く見てまいりました。
しかし、そんな方々が忙しさの他に胃カメラ、大腸カメラに対する不安も受診を遅らせていたとしたら?
そのためには内視鏡検査に対する患者さんの不安と負担をできるだけ軽減すること、そして確実な診断が必要です。
もっとも早い段階で見つかった、食道癌、胃癌、大腸癌は内視鏡治療が可能です。私は早期で発見された方の内視鏡治療(ESD)を300例以上担当させていただきました。1週間の入院で完治し元気に退院されていかれます。いずれの方も信頼できる地元の胃腸内科の先生に早期発見されておられました。
早期癌内視鏡治療の経験にもとづき、1人でも多くの方が不安を軽減でき、確実な検査をうけられ、癌で苦しむことがないように内視鏡検査を通じ皆さまの健康に少しでも貢献できればと考えております。
当クリニックでは、胃腸の内視鏡検査の精神的、肉体的な不安と負担を軽減することを目指します。
最新の機器を使用し、経験にもとづいた確実な内視鏡診断をこころがけます。